家族で楽しめる池袋を目指して、みんなで作る手作りマルシェが10月31日から開催

家族で楽しめる池袋を目指して、みんなで作る手作りマルシェが10月31日から開催

2015年10月27日
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最近都内の駅前広場などでよく見かけるマルシェ。作り手と交流し、作り手から食品を直接購入できるのが魅力だ。そんな中「マルシェで地域課題の解決を目指す」一風変わったマルシェが池袋に誕生する。“ぶくろマルシェ”とネーミングされたマルシェ、以下の日程での開催が決まっている。

  • ぶくろマルシェ-EAST-10月31日(土)-11月1日(日) 場所/池袋駅東口グリーン大通り
  • ぶくろマルシェ-WEST- 11月7日(土)-11月8日(日) 場所/池袋西口公園

仕掛け人は、池袋で「一家が食事で使用する野菜を、一つの農家が全て育成し届ける」野菜の宅配サービスを運営する株式会社ベジリンクの代表、塚田祥世さん。豊島区は、東京23区で唯一2040年に20〜39歳の若年女性が半減し、人口を維持することができない「消滅可能性都市 」とされている。豊島区の重要課題のひとつが、20〜39歳の若年女性を含むファミリー世帯の区外への流出を防ぎ、区内に呼び込むことだ。

※ 2014年5月8日に民間有識者組織の「日本創成会議」が発表した全国自治体の将来推計人口より

一方で、一駅電車に乗ると住宅街が広がっており、暮らしと都市が混在しているエリアでもある。また、市民活動も活発に行われており「としま会議」「要町ご近所フェスティバル」「雑司が谷つくつく散歩市」など、町の有志によるイベントなどの開催も盛ん。塚田さんはそんな豊島区池袋で育ち、池袋に会社を構えた生粋の地元っ子だ。

「こんな面白いエリアって都内でも珍しいと思うんです!わたしは池袋が地元なのですが、長年過ごしてきた中で、今一番盛り上がっているんじゃないかなと思っています。住人が住人たちの手で地域を変えようとしていることを、肌でひしひしと感じます。一方で、池袋っていまだに“危ない”というイメージや“ださい”などネガティブイメージが拭えない町だと思うんです。そういうイメージの方が強くフォーカスされているような気がして…。このイメージを変えていくために、わたしに何かできないかなと考えている時に、“そうだ、わたしには野菜がある!”と思ったんです。野菜を販売するマルシェという場を通じて、池袋のイメージを変えていけるんじゃないかと。」

名称未設定

そんな思いで企画をあたためていた塚田さん。2015年の5月には、豊島区のKnit Green実行委員会の一員として、社会実験イベントGreen Blvd Market(グリーンブールバードマーケット)の運営にも携わった。今回の“ぶくろマルシェ”も、豊島区の社会実験の一環として行われる“ぶくろマルシェ-EAST-”からスタートする。

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「ネーミングにもこだわりがあります。まず名前からどこの町で行われるイベントなのか、わかるようなイベント名にしたいと思いました。地域の人に、自分の町のマルシェだと愛されるように、という願いも込めています。池袋での定期開催もめざしているので、地域の人に愛されるマルシェになるように、なるべくていねいに作っていきたいですね。」

と塚田さんは語る。実際、塚田さんのこだわりはマルシェの準備時期からも発揮されている。例えば、“ぶくろマルシェ”で使うガーランドやテーブルクロスなどの装飾品は、地域の人たちと手づくりすることにこだわった。

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「主催者とか、中心人物だけのお祭りごとにしたくなかったんです。わたしが目指しているのは、長期的に地域に愛されて根付くマルシェなんです。もちろん、装飾品だってなんだって発注してしまったほうがコストも時間もかからないと思います。でもそれだと結局、どこか見えないところで知らない誰かが作って、ある日突然我が物顔でやってきたマルシェになってします。“ぶくろマルシェ”って、でかでかと地域の名前をつけたマルシェなのに、自分たちだけのものにしてはいけないなと思います。参加できる間口は広いほうがいい。それに、お祭りの準備って楽しいじゃないですか?」

塚田さんは、池袋駅の隣駅『椎名町』でサイン・ディスプレイの総合企画・制作を手がけるフジサワコーポレーションの代表、澤田さんの力をかりてマルシェの準備のためのワークショップを企画。ワークショップには地域の人20名程度が集まった。

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「当初は身内しかあつまらないんじゃないかと不安だったのですが、蓋をあけてみたらfacebookページを見てきてくださった方や、お母さんたちのグループが子供と一緒に参加してくださったり、新しい出会いがたくさんありました。中でも手芸活動をされているお母さんたちは頼もしくて、アイデアをいろいろ出してもらいました。たとえば、大きなハンコを布に押して柄を印刷するという作業があったのですが、A4サイズくらいある版が大きすぎて全然柄が布につかなかったんです。困ったな〜と思っていたら、『じゃあ、版画みたいにしたらどうですか?』と提案してくれて。結果きれいに絵をうつすことができました。さすが、普段から手作りしている人は違うなと…スタッフだけではひらめきもしなかっただろうアイデアに感心しました。作業しながら話をしていると、だんだん打ち解けていくのですが『手芸メンバーで“ぶくろマルシェ”に出店しようと思っているんです』なんて話も出てきたので、ぜひ出てくださいと盛り上がりました。そういうご縁とか、空気感も大切にしていきたいですね。」

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地域の人を準備段階から参加してもらう。地域の人とていねいに作り上げたマルシェで、作り手がていねいに作ったものを販売する。地域の人にも出店を促す。そうして地域の個性を出していく。最後に塚田さんに“ぶくろマルシェ”の展望を聞いた。

「池袋をはじめ、豊島区に住む人たちがまず自分の町での暮らしを楽しむこと。そういう場所を作ることができればいいなと思います。地域の企業や作家さんの出店などを積極的に受け入れていきたいですね。そうすることで、池袋らしいマルシェを作ることができて、結果池袋以外からも人が来るような魅力的なマルシェになると思うんです。池袋に新しい文化みたいなものができれば嬉しいなと思います。」

塚田さんの“ぶくろマルシェ”にかける思いは熱い。今後の“ぶくろマルシェ”と、池袋の町の変化から目が離せなくなりそうだ。

イベント概要

ぶくろマルシェ-EAST-

池袋駅東口グリーン大通りにマルシェがやってくる!話題の「ストリートラグビー」も開催します。池袋駅東口グリーン大通りに“ぶくろマルシェ”がやってきます。豊島区のにぎわい創出のための社会実験の一環として行う都内でも珍しい歩道をメイン会場としたマルシェです。オーストラリア大使館後援のもと、オーストラリア関連ブースも多数並びます。家族一緒に楽しめる「ストリートラグビー」体験や「おやこ散歩」など楽しい企画もご用意しています。

  • 開催日:10月31日(土)・11月1日(日)
  • 開催時間:11:00-17:00
  • 開催場所・会場:池袋駅東口グリーン大通り
  • 入場料:無料
  • URL:http://bukuro-marche.com

ぶくろマルシェ-WEST-

池袋ウエストゲートパークがくつろぎのマルシェに!飛び入り参加OKのジャムセッションステージも開催します。池袋西口公園にマルシェがやってきます。野菜や果物をはじめ、地域のお店の出張出店や地域で活躍する手芸作家のワークショップなども開催します。池袋オータムカルチャーフェスティバルの一環として開催。聴いて、食べて、買って、体験して。池袋の今のカルチャーを味わいつくす2日間です。

  • 開催日:11月7日(土)・11月8日(日)
  • 開催時間:11:00-17:00
  • 開催場所・会場:池袋西口公園
  • 入場料:無料
  • URL:http://bukuro-marche.com

 

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